教育学部教員コラム vol.19

2009.08.13 こども発達学科 東 卓治

ドレミファソラシド

世界の国にはさまざまな音楽があり、音階も国によって異なったものがあります。その数ある音階の中で、世界中で一番多く使われているものはみなさんもよくご存知の「ドレミファソラシド」でしょう。これは音楽の基本言語と言えるもので、国語で言えば「あいうえお」、算数で言えば「12345」に当たるようなものです。ところが「あいうえお」や「12345」は、日常生活で毎日使われるものであり、誰もが苦もなく使うことができますが、「ドレミファソラシド」は日常生活を送る中では使う必要のないものなので、特に音楽を演奏することに親しんでいる人以外はなかなか上手く使うことができません。しかし教員や保育者を目指す上で、五線譜上に書かれたこの音階を自由に読めるようになることは基本的で重要なことなのです。

 

 

人間発達学科の1年生の音楽の授業では、リズムや音階を作ったり、耳コピをしたり、スキップをしたり、ボールを転がしたり、ヴォイパをしたり、さまざまな方法でこの「音楽の言葉」をマスターしていきます。1年の終わりには1年間悪戦苦闘した成果が、知らず知らずのうちに出ていると思いますよ。

 

 

東 卓治(人間発達学科)

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