教育学部教員コラム vol.21
2009.10.08 こども発達学科 伊藤典幸
人間環境学部のキャンパスは平潟湾に程近く周囲は自然がいっぱいです。
とりたてて珍しい鳥が見られるわけではありませんが、キャンパスの中庭ではたくさんの野鳥が観察できます。スズメ、キジバト、カラス、トビ、ムクドリが1年を通して見ることができるほか、ヒヨドリ、メジロ、ウグイス、ツグミ、ツバメ、セグロセキレイなどが、期間限定で出没します。それ以外に、めったに現れないために名前未確認の小鳥が数種類見られます。人気が少ない早朝や夏冬春の休み期間中は、中庭の芝生とその周りの木々が鳥たちの楽園となっています。
なかにはキャンパス内の樹木や軒下で巣作りをする鳥たちもいます。
今年も2号館と3号館を結ぶ通路の軒下にはツバメが巣を作り、4羽のヒナが無事に巣立っていきました。
これからの季節、金沢八景の駅からキャンパスまでの平潟湾に沿った通学路から、
越冬中のたくさんの水鳥たちを見ることができます。
たまには自分の周りのちょっとした自然に目を向けてみてください。きっと新しい発見がありますよ。
伊藤典幸(人間発達学科)