教育学部教員コラム vol.60

2012.11.22 こども発達学科 土谷 みち子

全国の保育施設訪問から保育の奥深さを学ぶ

人間発達学科は保育者と小学校教員養成を行っている学科で、私は主に保育者養成を担当しています。学生は授業の合間に学院内の幼稚園で実践力を磨けますが、3年次から教員担当のゼミに所属します。土谷ゼミは「子どもと家族の発達援助」をテーマとして、子育て支援施設で「赤ちゃんの会」を開催して乳児の遊び提供や保護者との懇談会を実施したり、各地域の保育施設を訪問したりしています。過日は静岡県の保育所を訪問しました。
そこは実習経験した保育所とは異なり、広大な敷地の中には川が流れ子どもはザリガニつりに興じていて、夏の泥んこ遊び後にはいる露天風呂もありました。でも何よりも驚いたのは、子どもの遊び場は大人からは見えにくい死角になっている、迷路のような路地空間だったのです。保育環境は、その施設の保育の奥深さを物語ります。子どもの安心安全と主体性を見守る大人の努力がありました。学生たちが子どもになった記念撮影です。

 

 

土谷 みち子(人間発達学科)

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