教育学部教員コラム vol.68

2013.07.25 こども発達学科 浮田 咲子

サンパチェンスを育てて

人間環境学部では、2007年にISO14001の認定を受けたことを機に、学生自身がキャンパス内の美化と省エネなど環境改善運動を中心に行っています。また、学生がISO14001内部環境監査員を取得し、卒業し社会で活躍しています。
そして毎年、学部・学科ごとに独自に計画を立て、行っています。本年は、人間発達学科では1年生の教養ゼミナールの中で、学部の計画である「緑のカーテン」か、人間発達学科独自の「サンパチェンス」かのどちらかを選択し、取り組んでいます。
サンパチェンスは、従来の花卉(かき)園芸植物と比べて二酸化窒素やホルムアルデヒドを浄化し、二酸化炭素を吸収する能力また「打ち水」効果もあるなど環境によい植物であることを学生に伝え、私の教養ゼミナールではサンパチェンスを選択して植えました。水やりは、青戸教養ゼミナールと分担して、行っています。
学生はサンパチェンスを毎日気にかけているらしく、教養ゼミナールで、「2日前に赤いサンパチェンス咲いたね」「花びらハートだね」と話しているのを聞くと、花を育て、慈しむ心も育てていることが伺えました。
人間発達学科は、保育園・幼稚園・小学校の先生になる学生がほとんどで、このサンパチェンスを育てることが、環境教育と情操教育につながる事で良いチャンスだったようです。

 

 

 

 

浮田 咲子(人間発達学科)

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