教育学部教員コラム vol.78

2014.05.01 こども発達学科 鈴木 力

子ども 青年期若者の支援

今日の日本の子どもたちの相対的貧困率からも、また小中学校の就学援助制度の利用率からも、経済的に困窮する子どもは6人に1人と、想像以上に高い割合です。このように、様々な事由から多くの子どもが困窮したまま、その後の青年期の自立が求められています。
そうしたなか、この度私が代表をしています「わかもの互立(支えあい)ネットワーク」では、「かながわ青年期サポートブック」を作りました。青年期の若者支援をしている皆さんに寄稿いただき、また神奈川県内の様々な社会資源を紹介しています。
なお「互立」とは自分の力だけでの自立は時として孤立となってしまいますから、他の人とかかわり合い、その絆を通して自分の力を活用して生きていくことを示しています。人間発達学科の演習室にも置いてありますので、この小冊子をぜひ手にとっていただければ幸いです。

 

 

鈴木 力(人間発達学科)

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