教育学部教員コラム vol.96
2015.10.01 こども発達学科 山下 俊幸
1.お話きかせ隊のめざす“参加型読み聞かせ”
絵本の読み聞かせを通して、子どもたちに楽しい絵本の世界を体験してもらい想像力を養い、本を大好きになってもらいたい! そんな願いをもって活動している「お話しきかせ隊」も今年で7年目になります。場に応じて様々な読み聞かせをしてきましたが、今、行っているのが、子どもたちとやりとりを楽しみながらストーリィに参加してもらう“参加型読み聞かせ”です。台詞の一部を一緒に声に出して言ってもらったり、歌や動作化を取り入れたりしながら楽しく行っています。
2.活動の場を広げて
今年度は、関東学院の六浦こども園や六浦小学校だけでなく、積極的に学外に飛び出して活動しています。
(1)新都市ホールデビュー
今年も8月に横浜そごうでお話し会をしました。8月1日(土)には、横浜そごう9階の新都市ホールでのイベントで、今回はじめてステージで演じることができました。スクリーンを使って子どもたちと絵本の世界を楽しみました。
(2)多機能型拠点「郷」(さと)
9月26日(土)に、本学科の卒業生できかせ隊のOGである秋山さんの声かけで、横浜市の多機能型拠点「郷」の開設3周年記念「郷フェスタ2015」に参加してきました。
当日は天気にも恵まれ、たくさん集まってくださった車椅子の子どもたちや地域の方の前で、一緒に手遊びや歌を楽しみながら、お話し会を行うことができました。帰りには思わぬお礼のプレゼントをいただきメンバー全員の心に大きな灯りがともりました。
(3)「ヨコハマ大学まつり2015」
10月4日(日)には、みなとみらいで開催された「ヨコハマ大学まつり2015」に参加しました。会場に集まった子どもたちも一緒に台詞を言ったり、手話での「大きなくりの木の下で」を行ったりして、楽しい時間を過ごすことができました。
今後も、11月8日(日)の金沢図書館主催の「多言語おはなし会」や12月の横浜そごうでのクリスマス会に参加する予定です。楽しい絵本の世界を広げていきます。
山下 俊幸(こども発達学科)