教育学部教員コラム vol.120

2018.01.01 こども発達学科 土谷みち子

「親と子をつなぐ保育者の存在」

大学ではゼミ活動が活発に行われています。本学教育学部でも、学生は3年次から各教員のゼミを希望して所属します。土谷ゼミナールでは、各地域の保育施設の参加見学や乳児家庭訪問、またクリスマスには保育施設や子育て支援現場で手話ソングを歌いサンタから折り紙のクリスマスプレゼントを渡す活動を続けてきました。なぜ、手話ソング?と思われるでしょうが、それは、私の長年の発達相談から編み出した活動なのです。

 

親と子に劇や歌を見せることは可能ですが、実演した場面でも、また家庭に帰ってからも、親と子が一緒に手を動かして「あれはどうするんだっけ?」と会話し、一緒に身振りを再現し参加する歌は、手話ソングなのです。

 

今年のゼミは、初めて全員が女性のゼミ学生となり、12月に予定していた「サンタクロース」役は誰にするか相談?してくじ引きになりました。当日は、トナカイ役と共に堂々と登場して女性サンタは「楽しかった!」と大満足。小さな活動から、親と子をつなぐ保育者の役割の重要性を認識し、自分の選んだ保育者の仕事とその存在の大きさを感じてほしいと願います。

 

♯子育て支援現場における「手話ソング」披露♯

♪トナカイと女性サンタの登場♪

 

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