三谷 大紀

三谷 大紀

担当科目

保育内容総論、保育原理、子どもの理解と援助、ほか

氏 名 三谷 大紀(みたに だいき)
所 属 こども発達学科
職 名 准教授
専攻分野 保育学、乳幼児教育学
最終学歴 青山学院大学大学院文学研究科教育学専攻博士課程 単位取得後満期退学
学部担当科目 保育内容総論、保育原理、子どもの理解と援助、フィールドワーク(こども理解)、教育実習指導Ⅱ(幼稚園)、保育実習指導Ⅱ、ほか
長期研究テーマ 保育の場における子ども・保育者・保護者・研究者の育ち合いに関する研究
長期研究テーマ
内容
参与観察やインタビューをもとに、保育の場における子どもや保育者、保護者、そして観察している観察者自身の育ちや学びについて研究しています。
短期研究テーマ (1) 参与観察過程における参与観察者(筆者)自身の変容(「学び」)に関する研究
(2) 保育者の成長(専門性の向上)と同僚関係に関する研究
(3) 保育の質を高める体制および研修のあり方に関する研究
短期研究テーマ
内容
(1) 長期に渡る参与観察のなかで、観察者(筆者自身)が、現場に生きる子どもや保育者とのかかわりや対話を通して、どのように変容し、学びを深めているかについて追究してきました。
(2) 現場のなかで、さまざまな立場の保育者が、葛藤しつつ、支え合いながら、育ち合っている過程を研究しています。特に、新人保育者が突き当たった悩みや壁に着目し、それらはどのような関係構造のなかで立ち現れ、また乗り越えられていたのか、考察するとともに、保育者同士の関係が変容していく過程を、保育者が「協働」していく姿として捉え直し、その過程を分析しています。
(3) 保育の質を高めるための園内の職員の体制や研修(園内研修、保育の質を高めるための自己評価等)について追究しています。特に、子どもの様子をいかに職員間(あるいは保護者と)で共有し、自分たちの保育に生かしているかに注目しています。
主要業績 三谷大紀 (共著) (2023). 『子どもと社会: あそびが学びとなる子ども主体の保育実践』学研
三谷大紀 (共著) (2021). 「保育の質向上と保育者の成長を支える往還型研修 ―実践と研修の往還がもたらす新たな意味と価値の創造過程―」『保育学研究』日本保育学会、59(3) 23-34頁
三谷大紀 (共著) (2020). 『「語り合い」で保育が変わる 』学研
三谷大紀 (共著) (2013). 『子どもを「人間としてみる」ということ』ミネルヴァ書房
三谷大紀 (共著) (2007). 『共感 ―育ち合う保育のなかで―』ミネルヴァ書房
ゼミの内容 何気ない日常や遊びの中に埋め込まれている子どもの育ちや学びに注目し、その育ちや学びを支える保育や社会のあり方について探究します。
皆様へ
メッセージ
保育や子育てを取り巻く状況は、日々大きく変化しています。そんな時代だからこそ、より丁寧に、子どものことを考え、「こどもまんなか社会」の実現に向けて、私たちそれぞれができることを考え、発信していきたいです。
受験生へ
メッセージ
子どもたちは、私たちおとなが想像している以上に、自らさまざまな人やモノとかかわりながら育っていこうとしています。その過程は、奥深く、魅了されます。そんな子どもの育ちを支える私たちおとなのあり方や保育について一緒に考え、自分たちに何ができるかを探求したい人が集まってくれることを期待しています。
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