教員紹介

藤馬  享

担当科目

社会A・B、生徒・進路指導論A・B、教養ゼミナール、教育実習指導Ⅲ、教育職員論、教職実践演習(幼・小)、生涯学習論

氏 名 藤馬 享(トウマ ススム)
所 属 こども発達学科
職 名 准教授
専攻分野 社会科教育学
最終学歴 横浜国立大学教育学部教員養成課程社会科専攻
学部担当科目 社会A・B、生徒・進路指導論A・B、教養ゼミナール、教育実習指導Ⅲ、教育職員論、教職実践演習(幼・小)、生涯学習論
長期研究テーマ 子どもが社会認識を確かにする社会的な思考力・判断力の育成
長期研究テーマ内容
  • ① 子どもが多面的実証的に事実のもつ意味に迫ることのできる教材・学習問題:子どもが主体的に社会的事象のもつ意味に迫るためには、子どもと教材とのかかわりが大切である。そのような教材が子ども自身の感性とつながり自分とのかかわりから問題意識をもつことができるならば、主体的な追究につながるからである。しかし、単元の導入で子どもの興味関心が高まっても、その後の追究でそれが継続しない場合がある。そこで、教材のもつ教育力、息長い追究に耐える教材、また、教材と子どものかかわりから生まれる学習問題について研究を進めたい。
  • ② 子どもの思考の筋道を大切にした社会科学習過程:子どもが自ら社会的事象のもつ意味に迫っていくことができることは、子どもが自分の手
    で様々な困難を乗り越えるための生きる力を培うことにつながる。そのためには、子ども自
    身が仮説をもちその仮説の検証のために様々な資料を活用しながら解決に向けて学ぶように
    することが大切である。そこで、子どもの思考の筋道を想定しながら柔軟に対応することが
    できる学習過程について研究を進めたい。
  • ③ 子ども自身が学びを価値づけることができる評価:教材と自分とのかかわりを明らかにし、社会的事象のもつ意味に迫る学習が、子どもにと
    ってどのような意味があったのかを自分自身で整理し、それを積み重ねることが大切である。そのことにより、子どもが自己の成長に気付いたり、また、新たな課題を生み出して追究したりするきっかけになるからである。そこで、子どもが自らの学びを振り返り自己教育力を高めることができる活動やそれを支える評価について研究を進めたい。
短期研究テーマ 子どもの社会的な見方・考え方を育む問題解決的な社会科授業づくり
短期研究テーマ内容
  • ① 子どもがどうしても解決したくなる学習問題の成立過程:教材と出会った子どもの疑問や問いは多様である。それらの疑問や問いからみんなで解決したい学習問題がどのように生まれてくるのかを明らかにすることで、限られた各単元の指導時間を有効に使い、主体的な子どもの追究につなげることができる。そこで、学習問題が子ども同士の関係の中でどのように成立していくかを明らかにする。
  • ② 一人一人の子どもの見方や考え方をとらえ、つなげる授業づくり:取り上げた教材や資料などに対して、子どもはそれぞれの生活経験や学習経験から個性的にとらえていく。その個性的な見方や考え方が社会的な思考・判断として確かな力となるよう指導を積み重ねることが大切である。そこで、教師が一人ひとりの子どもの見方・考え方をとらえ、子どもがそれをつなぎながら問題解決に取り組む授業づくりについて研究を進めたい。
  • ③ 振り返りを大切にした学習ノートのあり方と思考・判断との関連:子どもの見方・考え方の変容は一人ひとりに違いがあるはずである。しかし、学習すべき内容の理解は一定の知識として身に付けていく必要がある。そのことが子ども一人ひとりの社会認識を確かにすることにつながる。したがって、子どもの見方・考え方の深まりを子ども自身が振り返ったり確かめたりするために、学習ノートが大切である。そこで、学習ノートにどのように記録していくか、そこからどのような思考・判断の深まりや広がりがみられるかについて研究を進めたい。
主要業績
  • ① 「新しい社会科 よい授業の条件Q&A」(1989年 東洋館出版社)
  • ② 「小学校教育技術 4年 新しい学力観に立つ教科指導 社会科」(1995年 小学館)
  • ③ 「新社会科の授業こう教える 3・4年, 第 3 巻」(2001年 国土社)
  • ④ 「第14次 指定都市共同研究~教育の確かな営みを進めていくために~」(2004年 指定都市教育研究所連盟)
  • ⑤ 「横浜版学習指導要領 指導資料 社会科編」(2009年 横浜市教育委員会 ぎょうせい)
  • ⑥ 「社会科指導資料集」(2012年 横浜市小学校社会科研究会)
皆様へ
メッセージ
横浜市立学校教員、横浜市教育委員会指導主事、横浜市立学校長と合わせて32年間勤めてまりました。この間、多くの素晴らしい力をもった子どもたちやその保護者、地域の皆様に支えられ充実した毎日を過ごすことができました。学級担任としては、社会科の問題解決的な授業づくりの方法を生かし、子ども自身が自ら学ぶことができるような工夫をしてきました。また、社会科は生活科や総合的な学習が生まれる以前から、総合的な学習の要素をもち、様々な教科で学んだ力を生かして追究する学習であり、また、社会科で学んだ力が各教科等に還元した学習が進められていました。現在、子どもを取り巻く環境が激変し、これからの社会を自らの力で切り拓く力を身に付けることが重要視されています。そのためには、国語や算数などの様々な教科で培ったことを活用し、自分たちの身の周りにある様々な社会的事象の課題をとらえる力、いわゆる問題発見力を身に付けることが大切と言われています。そして、その問題の解決に向けて様々な人とつながり、社会に生きる皆が幸せになるよう協働的に取り組むなど、公民的資質の基礎を培うことにより、より良い社会を創る人に育っていくのです。そのような学びを実現できる教員を養成するため、これからも努力してまいります。
受験生へ
メッセージ
 子どものキラキラと輝く目。こぼれるばかりの子どもの笑顔。子どもたちは、毎日毎日、たくさんのことを学び成長しています。その姿からたくさんのエネルギーをもらい、子どもたちの成長につなげる教育指導を積み重ねる。これが教育の醍醐味です。以前、オックスフォード大学教授が「あと10年で消える職業なくなる仕事」という論文を発表し、話題になりました。人工知能の急激な発達により、現在日常で行われている仕事のほとんどが、AI知能をもったコンピューターやロボットに代わるというのです。本当にそうなるかどうかはわかりませんが、教育は、人と人が互いにかかわり合い学び合うという、人類誕生以来の普遍的な営みの中で成立しているものです。だからこそ、これからの社会を生きる子どもたちには、皆さんのように、若くて発想豊かで人間味あふれる人材が必要になってくるのです。教育という営みは、これからの社会を創るために大きな価値があることは間違いありません。「教員になりたい。」「子どもと一緒にいることが楽しい。」と思っている皆さん。これからの社会を創る子どもを育てるという大きな夢にかかわることのできる仕事は、そう多くはありません。大変だからこそやりがいがあるのです。夢のない生き方はいりません。夢で終わる生き方もいりません。夢に向かってチャレンジしたいという人は,是非,関東学院大学教育学部で一緒に学びましょう。
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