浮田 咲子

浮田 咲子

担当科目

体育、保育内容指導法・健康、子どもと健康、ほか

氏 名 浮田 咲子(うきた さきこ)
所 属 こども発達学科
職 名 教授
専攻分野 スポーツ科学、体育方法学、身体教育学
最終学歴 日本体育大学大学院体育科学研究科体育科学専攻健康・スポーツ医科学系博士後期課程 博士(体育科学)
学部担当科目 体育、保育内容指導法・健康、子どもと健康、健康スポーツ、ほか
長期研究テーマ 子どもの足からの健康、子どもの健康について
長期研究テーマ
内容
足の裏は、健康のバロメーターと言われ、人間として歩行生活をするにあたっての大切な場所でもあり、私としては“足の裏からの健康”を作成し、それが保育者達が子どもの遊び(運動)・栄養・休養と健康の指標に出来るようにしていきたい。また今現在、外反母趾・浮き趾の子どもが多く、足蹠は靴が影響するとも言われている。研究を深め、今後の指導の中に加えられるようにし、さらに子供靴についての何らかのアプローチが出来たらと研究中である。
現在我が国において、共働きの増加により、親子共に夜遅くまで行動し子どもの生活リズムを乱している。そのため健康的な生活習慣が身に付いていない子どもも増えている。生活習慣の乱れが、体温異常、疲労を訴えたりする子どもも増えてきている。今日の子ども達の身体の発達・生活習慣の実態を促え、両者の関わりを調査し、保育現場の担任と家庭での保護者に提言できたらと研究中である。
身体表現(ダンス)を嫌がる学生・生徒が多い。打破するには、表現しても恥ずかしくない事を幼児期の時代に身体に刻み込ませることである。子どもはイメ−ジする力が大きく、この時期の指導者の適切ななげかけが創造的・個性的な表現へ伸びるかを決定するともいえます。このことを踏まえ、指導者の視野を広げ、活動できる身体を作り、実践できる能力をどうしたら高められるかを研究中である。
短期研究テーマ 幼稚園における身体活動環境の改善が園児の身体活動量に及ぼす影響
短期研究テーマ
内容
ある幼稚園では、園舎の改築のため、1年間、別の場所を仮の園舎(旧園舎)として教育を行い、次の年度から新たに建設された園舎(新園舎)で教育を開始した。園舎の身体活動環境は、旧園舎では不十分であったが、新園舎では明らかに改善された。旧園舎と新園舎で、同じ園児を対象とした身体活動量および運動能力の測定を行う機会を得たので、その結果を分析評価し、考察していきたいと考えている。
主要業績 浮田咲子・津山薫・青木宏樹 (2021). The Relationship Between Developmental Changes in Toe Muscle Strength and Physical Fitness during Childhood. Gazzetta Medica Italiana, 2021 December, 180(12), 822-828.
浮田咲子・出村愼一 (2019). 浮き趾の有る子どもと無い子どもの足裏形態及び足趾筋力の比較」『発育発達研究』日本発育発達学会、82、25-33頁
浮田咲子・出村愼一、出村友寛 (2018). 「5歳~10歳の子どもにおける足趾筋力と足裏形態の変化と関係、及び性差」『運動とスポーツの科学』日本運動・スポーツ科学学会、24(1)、35-43頁
浮田咲子・津山薫 (2017) Gender and Age Differences in Toe Muscle Strength in Childhood and the Relationship between Toe Muscle Strength and Basic Motor Skills. American Journal of Sports Science and Medicine, 5(3), 48-52.
浮田 咲子・桑森真介 (2014). 「幼児の幼稚園からの帰宅後における遊びの活動性と土踏まず形成との関係」『運動とスポーツの科学』、20(1)、77-84頁
ゼミの内容 近年、子ども達のライフスタイルの変化が、健康や体力に大きく影響を与え、運動量の減少・健康管理のあり方が問われています。特に、子どもは子どもらしい健康な生活を送ることを期待し、心身共に健康な子どもに育って欲しいと考えております。子どもの健康、動きの基礎知識を元に、保育者・小学校教諭になった時の、未来への課題などを考え、理解を深めてくれればと思っております。
皆様へ
メッセージ
身体は人生を楽しく過ごすために必要な土台となります。子どもは子どもらしい健康な生活を送るのに厳しい時代になってきていると思います。常に学び、常に子ども達と共に成長し、子ども達と歩むが一歩前を歩き、常に斜め後ろの子ども達の状態を見守れる人間であり、前を少しでも歩きやすく清掃してあげる、心も身体も健康な保育者・教員を育てられたらと思っております。
受験生へ
メッセージ
生まれてから成人に達するまでの成長過程で、健やかに豊かな生活を営むためには、現代はとても難しい時代になってしまっています。時代の変化が激しく進むときに子どもと家族への将来を明るくするお手伝い、自分は何か出来るだろうか考えてみませんか。幼い子どもは行動範囲も狭くだんだんと知識を受け、考え、身体の発達も著しくはやく人との交わりも活発になって行きます。その時代に携われる、人材を育てるのが人間発達学科です。沢山の資格を持ち、世の中で活動していきませんか。将来自分の活躍の場・人のために何が出来るか考えている人、4年間でたくさんの資格を取得し、自分の居場所を作ってみませんか。お逢いできることを楽しみにしています。
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