教育学部教員コラム vol.51

2012.03.08 こども発達学科 山下 俊幸

“関わり”を通して学ぶ〜2011年度の学外活動報告〜

1.干潟の自然から学ぶ「海・守り隊」
3・11は、平潟湾にも影響を与えていました。夕照橋の橋脚には大人の背丈を上回る高さの津波の跡が認められ、干潟の形状も変化していました。児童参加の自然観察会は、保護者の方の放射線量への不安を考慮して自粛せざるを得ませんでした。今年度は調査活動を中心に行いましたが、初めてカニを手にとることができた学生もいてそれぞれが自然との関わりを楽しんでいました。
2012年度は放射線量の測定と安全計画の策定などリスク・マネジメントを行い、自然観察会を再開したいと考えています。

 

 

 

 

2.読み聞かせから学ぶ「お話きかせ隊」
「お話きかせ隊」は、今年度も恒例となった8月の土日の横浜そごうでのイベントや、11月の金沢図書館主催の「はまっ子読書の日記念お話し会」に参加し、初めて出会った子どもたちとの関わりを通して多くを学ぶことができました。学生にとって大きな自信となったようです。

 

 

 

 

3.教育現場で学ぶ「アシスタント・ティーチャー(A・T)」
今年度も、延べ40名の学生が毎週1〜2回、市内の小学校でボランティアとして活動しています。子どもたちと関わりながら、教育現場でしか学べないことをたくさん学んでいます。先生方や時には保護者や地域の方とも関わりながら、よりよい教師をめざして頑張っています。
学生にとってA・Tの活動は、大切な学びの場なのです。

 

 

 

 

山下 俊幸(人間発達学科)

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