教育学部教員コラム vol.66

2013.05.23 こども発達学科 山下 俊幸

学外活動(アシスタント・ティーチャー、お話きかせ隊)と「教育支援センター」

1.教育ボランティア(アシスタント・ティーチャー)
今年も、人間発達学科の教職をめざす50名を超える学生達が、地域の小学校でアシスタント・ティーチャーとして活動を始めました。

 横浜市立小学校だけでなく神奈川県下の公立小学校でも児童の支援に当たっています。
学生の活動へのサポート体制も充実し、毎週月曜日6講時の「教員養成特別講座」では発達障害や特別支援教育について学んだり、現場の先生をお招きして講演会や気になる児童についてのケース・カンファレンスを行ったりして適切な支援ができるようにしています。

2.お話きかせ隊(読み聞かせとおはなし会)

 4月から開園となった関東学院六浦こども園の3階で、隔週の水曜日の昼休みの時間に定例のお話し会を開催しています。
子ども園の子どもたちとお母さん方が来てくれ、交流しながら読み聞かせについて学んでいます。
今年も8月の土日に、横浜そごうでお話し会をすることが決まりました。小学校での読み聞かせも予定していて学生たちも新たな気持ちで練習に取り組んでいます。
読み聞かせとともに絵本についても楽しく学んでいます。

3.人間発達学科「教育支援センター」(教職支援と地域貢献)
4月に開設された「教育支援センター」は室の木キャンパスE3号館の2階にあります。教育現場の経験豊富な遠藤健次先生と松永昌幸先生を特任教授としてお迎えし、個別相談や指導など教職をめざす学生に万全の支援を行っています。
月曜日から金曜日まで毎日、支援担当の先生が常駐し、開設2週間で延べ100名を超える利用がありました。

 毎週月曜日の6講時には、1年生を対象にした「教員養成特別講座」と上級生を対象にした「教員採用試験合格セミナー」を開講しています。遅い時間にもかかわらず、教室には毎回学生の熱気があふれています。
地域貢献としても、様々な公開講座を開催しています。
5月22日(水)には、金沢区の横浜市立小学校の先生方に向けた講演会「総合的な学習のうしろ姿〜総合的学習の本質を探る」を共催し、たくさんの現場の先生方の参加がありました。学生もオブザーバー参加し、現場の先生方の貴重なお話を伺うこともできました。

今後は、卒業生も参加できる公開講座を定期的に開催できればと願っています。

 

 

山下 俊幸(人間発達学科)

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