教育学部教員コラム vol.154

2021.01.06 こども発達学科 青戸泰子

学生縦割り交流会〜ともに支え合える人間関係づくり〜

 教育学部こども発達学科では、今年も学生のキャリア形成を目的に「学生縦割り交流会」が開かれました。この交流会は学生が主体となって、「教育実習および教員採用試験等を経験した4年生」と「主に教員を目指す1年生〜3年生の在校生」との集いの会で、総勢130名余りの学生と教員が参加しました。

 今年はコロナ禍という状況の中、例年のようにひとつの場に集うことが難しいことから、初めてZOOMでの開催となりましたが、「支え合える人間関係づくり」を図るうえで、新しい方法の提案につながったのではないでしょうか。

 来春に卒業をひかえた4年生からは、
・「お互いの意見交換をする良い機会となりました。自分の経験を限られた時間
 でパワーポイント使って発表することは良い勉強となりました」
・「同じ4年生の仲間が自身の経験を語る姿をみることができ、とても刺激にな
 りました」
・「後輩のみんなが、わからないことや不安なこと、こうした方がいいなどのア
 ドバイスを積極的に聞いてきてくれたことで、自分の経験を振り返り共有する良い時間となりました」
・「自分の話が少しでも役立ってくれたらいいなと思いました。後輩たちには、頑張ってほしいという思いです」

 など、後輩を想う気持ちや仲間の姿からあらたな刺激を受けたという感想が多く寄せられました。

 主に教員を目指す在学生からは、
・「とても楽しく交流ができました!縦のつながりがあるのは心強いことだと思
 いました」
・「貴重な話がたくさん聞けました。先輩への感謝の気持ちでいっぱいです」
・「先輩の存在は必要だと最近ものすごく感じています。先輩との関係性を築く
 きっかけになる大切なイベントだと感じました」
・「この交流会をきっかけに心機一転これから合格に向けて、みんなで頑張って
 いこうと思いました」
・「司会をしてくれた同級生の二人も素晴らしいと感じました」

 など、先輩や同級生への感謝の気持ちや仲間との支え合いを意識する感想が多く寄せられました。

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ともに支え合える人間関係づくり」は、キャリア形成には重要な要素となりえます。「キャリア形成」とは何の仕事に就くか、だけではなく、「どんな生き方をしたいか」「どんな人たちと繋がって生きていくか」という問いを生涯にわたり考えていくことにあります。
 それらを考え実践していくためにも、人と人との出会いとつながりを、これからも大切にしていってほしいと願っています。

                                              青戸泰子(こども発達学科)
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