教育学部教員コラム vol.170

2022.05.17 こども発達学科 三谷 大紀

遊びこむことを通して、遊びのなかでの経験を考える

1年生の保育内容総論(保育士・幼稚園教員免許の必修科目)の一場面を紹介します。

具体的な事例や映像をもとに、子どもたちが日々の遊びや生活のなかで学び、育っていく姿と、その学びや育ちを支える保育者の援助について吟味・検討しています。

写真の日は、いつもの教室を飛び出して、実際にカプラ(積み木)やブロックで学生たち自身が遊び込みながら、その体験をもとに、子どもたちだったらどんなことを楽しみそうか、どんなことを発見しそうか、結果として、どんなことを学んでいきそうかを考えていきます。

学生たちは、真剣に遊びます。遊び心も満載です。同じ素材を使っても、その遊び方も様々です。子どもの傍らにいるおとなたちが遊び込む楽しさや奥深さを実感できる時、きっと、子どもの遊び込む姿に向けるまなざしやかかわりが違ってきます。一人ひとりの子どもの主体性を尊重しながら、学生たち自身もそれぞれ主体性を発揮し、ともに保育を創っていくことを願っています。

協力しながら、黙々とカプラを積み上げる学生たち

1時間かかって、ついに完成!

どこまで積み上げられるかに挑戦!

目指すのは、天井!

一人黙々と「動物マンション」を建築中。

仲間とアイデアを出し合って、不思議な建造物の作成中

鳥居が、神社に変身。賽銭箱とおみくじを制作中。

ブロックを使って、兵隊に変身!

カプラでピアノ演奏。(ピアノが得意の学生)

やった!入れた。

 

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