教育学部教員コラム vol.190

2024.02.06 こども発達学科 青戸 泰子

コロナ禍を乗り越えて ―未来に向かう皆さんへ―

1月末に、4年生の卒業研究発表会が開催されました。これは、これまで大学等で得た学びや知識、様々な場面で培ってきた経験の集大成を発表する場とも言えます。今回のように「対面」で発表することは実に4年ぶりとなりました。

 

 

 

 

 

 

今年度卒業する皆さんは、コロナ禍というこれまで経験したことのない生活を1年生の時から強いられ、孤独と不安を感じながらの大学生活スタートでした。

 

しかし、4年間を経た今、「最初は友達ができるか心配だったけれど、だんだん友達にも恵まれ、様々なことにも挑戦ができるようになり、振り返ってみると、『良い大学生活だった』『楽しかった!』」という言葉が多く聴かれました。

 

 

 

 

 

 

『危機はチャンスでもある!』という言葉があります。今まで当たり前だった生活が送れなくなった時、悲しみや絶望という壁にぶつかった時、人は失意の底に落ちることがあるかもしれません。どうしていいか戸惑うこともあるかもしれません。しかし、その時だからこそ、今まで見えていなかったこと、気づかなかったことを、あらためて知ること、気づくことができるのかもしれません。

 

コロナ禍という大変な時代を乗り越えてきた皆さんだからこそ、『友達の存在』や、『支え合うことの大切さ』を、あらためて実感することができたのかもしれませんね。

 

‘危機’から得られた‘あらたな気づき’は、これからの時代を生きる上で、きっと大切な糧になることでしょう。

 

皆さんには「危機を乗り越える力がある」と信じて、これからも未来に向かって歩んでほしいと願っています。

 

自分を大切に! 人を大切に! そして楽しみのある人生を!!

 

 

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