わが国の子どもたちの生育環境は急激に変化し、また、教育・保育現場の課題は多様です。皆様のお子様方は、将来を担う子どもたちのために教育・保育現場で働く決意をされたり、あるいは「子どもが好き」という純粋な気持ちを持ったりすることを経て、本学部の戸をたたいたことでしょう。高校生までのボランティア活動で出会った子どもたちはかわいく、その経験から「先生」という仕事を選択した方も多いでしょう。
入学後、教員や保育士は、子どもの命を預かる専門職であることを認識し、大変責任の重い仕事だと自覚するかもしれません。また、乳幼児期から青年期におよぶ子どもの発達の知識をもち、さらに子どもの成育環境としての家庭・家族支援の技術、地域社会の子育て資源の核となる多様な役割が必要とされる仕事であると認識することでしょう。そのことを踏まえて、本学部のカリキュラムは、保育・教育分野、心理分野、健康・福祉分野と様々な学問領域を学ぶことができ、コースごとに定められた教員免許・保育士資格だけではなく、認定心理士の資格の獲得もめざすことが可能なものになっております。
本学部には教育・保育現場の指導経験豊かな教員、また多くの実習や教育現場のボランティア経験を有し自分を見つめて自信を獲得した先輩がいます。教員と先輩と友人と、お互いに高め合える人間関係に出会い、自分の成長を誇らしく思いながら卒業していかれることを確信しています。保証人の皆様におかれましても、学生たちの人間として、また専門職としての成長を暖かく見守りながら、未来を担う子どもたちと共に生きようとするお子様を誇り、ご一緒にご支援いただけますと幸いです。
関東学院大学では、毎年、大学と保証人の皆様とのコミュニケーションの場として「保証人懇談会」を開催しております。5月から6月にかけて「保証人懇談会のご案内」をお送りしておりますので、ご確認の上、ぜひご参加いただけますよう、お願いいたします。