教員紹介

熊田 凡子

担当科目

教育原理、保育者論、カリキュラム論ほか

氏 名 熊田 凡子(くまた なみこ)
所 属 こども発達学科
職 名 准教授
専攻分野 保育学、教育学、教育史、キリスト教教育・保育
最終学歴 金沢大学大学院人間社会環境研究科博士後期課程修了 博士(学術)
学部担当科目 教育原理、保育者論、カリキュラム論ほか
長期研究テーマ
  • 女性宣教師の教育活動の継続性と歴史的意義に関する研究
長期研究テーマ内容 この研究は、明治期以来近代日本において、女子教育及び幼児教育の創設発展に深く関与してきたアメリカプロテスタント系女性宣教師の教育活動が、どのような教育観・人間観を保ち、日本の教育界に影響を与えたのか、昭和戦前から戦後にかけての日本における活動を通史的に明らかにする研究です。
 日本や海外に所蔵されている史料(報告書・手記・通信記録等)の調査収集及び分析を基に実証すると共に、女性宣教師から学んだ日本人保育者の記録などにも焦点を当て、教育活動を支えてきた精神の連続性が戦後日本の教育にいかなる意味をもたらしたのか考察する。
 この研究が、日本の教育史に新たな通史的側面を加えるだろうと期待しています。
短期研究テーマ
  • 教育・保育実践における教育・保育者の人間性の育ちに関する研究
短期研究テーマ内容
  • 保育者が語り合う時、保育を見つめ直す時の様々な場面における保育者ら自らが振り返り語り合った実際の記録等に基づいて、その後の変容や、保育者の人としての成長点を確認し、語り合うことや振り返ることの意義について検討中です。
     語り合うということは、人格と人格が触れ合う営みであり、あたたかいまなざしと寛容な雰囲気が連鎖している場である。保育者同士が互いの理念を尊重し合い、どのような場でも本音で自身の内面を表出し語り合うことで、各々の考えや視点を知ることになり、新たに保育の営みを考えることに繋がることを、実際の姿から考察する。
主要業績
    【著書】

    『日本におけるキリスト教保育思想の継承:立花富、南信子、女性宣教師の史料を巡って』(単著、教文館、2022年3月)
    『探究――こどもコミュニケーション』(共著、北樹出版、2022年)
    『100年前のパンデミック 日本のキリスト教はスペイン風邪とどう向き合ったのか』」 (共著、新教出版社、2021年6月)
    『ミネルヴァ教職専門 シリーズ1 教育の原理』(共著、ミネルヴァ書房、2021年4月)
    『道徳教育の理論と指導法』(共著、ヴェリタス書房、2018年5月)
    【論文】

    「保育者の語りに見る人間性の育ち―多様な語り合いの本質的意義に関する考察―」(共著、江戸川大学紀要第32号、2022年3月)
    「特集 北陸キリスト教史:北陸地域に女性宣教師の果たした役割」(単著、キリスト教史学第73集、2019年7月)
ゼミの内容 教育学・保育学・教育史研究、特に教育・保育の本質追究を課題とする。歴史的対象を研究するだけでなく、教育・保育の実践記録の分析や、学校・幼稚園文化研究などにも広げて議論する。子どもにとって、教育者・保育者にとって、何が大事なのか、教育・保育・社会学などの本や論文に触れ、また実際の姿から教育・保育の本質的な見方、考え方を追究し、研究視点を深めていく。
皆様へ
メッセージ
「子どもたちは学者である」、これが私の研究の起点です。私は、これまで教育・保育に携わる中で、子どもが創り上げる想像的で創造的な空間に憧れを抱き、保育思想研究及び実践研究を重ねてきました。私たち人間は生まれながらにして、自らの存在であり、1 人 1 人に備えられた賜物があります。子ども(学者)たちの出発期である乳幼児期、その成長の支え手となって関わる教育・保育者、保護者の営みを高価に尊く受けとめ、皆さんとご一緒に学び続けたいと願っています。
受験生へ
メッセージ
皆さんが教育者・保育者になりたいと思ったきっかけは何でしょうか。これまでに誰か憧れる人に出会いましたか。教育・保育とは何なのでしょうか。このような問いから、学校教育や幼稚園・保育園・こども園の教育・保育の本質的な見方や考え方を一緒に考えてみたいと思います。教育・保育は、人と人とが出会うことから営まれます。人格と人格とが触れ合い、そして物、場所・・・様々な空間にも出会い、私たち人間は、学び、成長していきます。出会いは学びです。私たちの成長を支えてきた先生のまなざしを探究してみましょう。
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