担当科目
児童家庭福祉、社会的養護、保育実習指導Ⅰ・Ⅲ、保育実習Ⅰ・Ⅲ、ほか
氏 名 | 横浜 勇樹(ヨコハマ ユウキ) |
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所 属 | 教育学部こども発達学科 |
職 名 | 准教授 |
専攻分野 | 児童家庭福祉 社会的養護 国際福祉 |
最終学歴 | 東洋英和女学院大学大学院 人間科学研究科 |
学部担当科目 | 児童家庭福祉, 社会的養護, 保育実習指導Ⅰ・Ⅲ, 保育実習Ⅰ・Ⅲ 他 |
長期研究テーマ | 1)子どもと保護者の社会的支援 2)世界の子どもたちの福祉 |
長期研究テーマ内容 | 1)子どもをめぐる社会の諸問題から子どもの最善の利益のために、どのような取り組みが必要か、 また必要な社会資源にはどのようなものかを、コミュニティに視点をおきながら研究しています。 特に児童虐待防止のための社会資源のネットワークの有効的な活用について調べています。 2)世界ではさまざまな状況により、子どもの福祉の確保が難しくなっています。 |
短期研究テーマ | 1)子どもの人権擁護とコミュニティ活動 2)アジアの子どもたちの福祉 |
短期研究テーマ内容 | 1)社会的養護と言う言葉は、近年、よく聞かれるようになりました。さざまざま事情により保護者と 一緒に生活をすることができない子どもたちや、障がいがあるために、家庭で生活をすることが難しい 子どもたちを児童福祉施設だけではなく、社会全体で養育、保護してく活動を言います。しかし、実際の社会おいて子どもたちへの虐待は減ることはなく、むしろ増加をしています。将来を担う子どもたちをコミュニティベースで守っていく方法を考えています。 2)アジアの時代と言われます。これは今後のアジア諸国の経済発展が見込まれていることから、世界の |
主要業績 |
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ゼミの内容 |
本ゼミでは、上記に記載した私の研究テーマである、「子どもを社会でより良く育てるシステム」「コミュニティで子どもを育てる政策」「NPOによる児童の健全育成プログラム」など、わが国の子どもたちの支援の方法を実践活動を分析しながら考えていきます。そのために、現代社会の子どもをめぐるさまざまな問題に関心を持っていることが大切なこととなります。 また、「アジアの子どもたちの福祉」については、日本だけではなく、広く世界に視野を広げて、いま世の中で子どもたちがどのような状況に置かれているのか、それを擁護するためにどのようなことが必要で、実態はどうなのか、など世界に視野を広げた問題意識を持っていることが大切です。 大学時代は多くの時間があるので、外国に行き他国の子どもたちの状況を知ることもできるでしょう。 世界の子どもたちの福祉について、一緒に考えていきましょう。 |
皆様へ メッセージ |
子どもを取り巻く環境を社会全体で考えることは、大人の責任と言えます。子どもの児童虐待、あるいは子どもによる痛ましい事件、子どもの貧困など、いくつか言葉を拾ってみても毎日、新聞やインターネットの話題にならない日はありません。 子どもの状況に目を向け、子どもの最善の利益のためには、保護者をはじめとする大人たちのおかれている生活状況や経済状況にも目を向ける必要があります。貧困家庭の問題、ひとり親家庭の課題など、家庭環境をどのように社会全体で支援していくことができるのか、行政だけではなく、NPOや地域組織など、多様な関わりよってネットワークを構築していくことが求められると思います。 その意味で、ローカルコミュニティに焦点を当てて、活動を見つめていきたいと思います。 一方、アジアの子どもたちの抱えている課題もわが国のそれに増して多くあります。日本の隣国、韓国、中国、台湾、香港、そしてシンガポールなどの東南アジアの国々では、政府をはじめ、自国の子どもたちを支援する団体などから、日本に対して、子どもたちの抱える課題の共有、そしてその解決に向けた協働について、協力を求める声が多くあります。 経済大国である日本に寄せる期待の声とともに、わが国が他国と協力していくためのネットワークの構築について、草の根ベースで実践していこうと考えています。 |
受験生へ メッセージ |
子ども時代、みなさんは、どのような他者との関わりがありましたか? お母さん、お父さん、祖父母、近所のおじさん、おばさん、学校の先生など、いろいろな人との関わりがあったと思います。 子どもが好き!と言う人はとても多いです。まずはその気持ちを大切にして欲しいと思います。 そして、その子どもたちをめぐる人との関わり、環境に少しずつ関心を持って下さい。これから子どもたちを支援者する専門家になる第一歩です。 また、少し余裕があれば日本以外のことにも関心を持ってください。 語学ができなくても、だいじょうぶです。まずは関心をもって、いろいろな国の人とコミュニケーションをとることができたら、これからの人生に少し変化が生まれ、世界が広がることでしょう。 将来子どもを支援する仕事に就きたいと思っている皆さんを心から応援したいと思います。 |