西川 健二

担当科目

社会、初等教科教育法(社会)、ほか

氏 名 西川 健二(にしかわ けんじ)
所 属 こども発達学科
職 名 准教授
専攻分野 社会科教育学
最終学歴 横浜国立大学教育学部
学部担当科目 社会、初等教科教育法(社会)、生徒・進路指導論、特別活動の指導法及び総合的な学習の時間の指導法、教職キャリア演習Ⅰ、学校インターンシップⅠ・Ⅱ、教育実習指導Ⅲ(小学校)、ほか
長期研究テーマ 社会科における問題解決的学習による個の概念形成の研究
長期研究テーマ
内容
私たちは周囲の事象やメディア、その他さまざまな媒体を通して「社会」を理解しています。そして、理解したことを基に自分の行動について選択、判断しています。その理解の仕方は「自分」という主体をもって為されるために、個々の成育歴、おかれた環境によって違います。一方で「社会科」という教科は、「暗記科目」として一部に理解されてきました。一人一人が「社会」、特に「社会的事象の意味や特色」を理解し、自分の生活や生き方に生かしていくためには、「暗記」という行為ではなく、社会を個々が自分なりの迫り方で理解し、個々の中で概念形成をしていくことが大切です。その過程を社会科における問題解決的学習の中でどのように実現していくのかについて明らかにします。
短期研究テーマ 「主体的・対話的で深い学び」を実現する問題解決的学習と個の概念形成の研究
短期研究テーマ
内容
学習指導要領で提起されている「主体的・対話的で深い学び」を実現するためには問題解決的学習が大きな鍵となります。子供たち一人一人が自ら問いをもち、問題解決をしていく過程でどのように概念形成をしていくか、そしてその目的に向けて教師はどのように支援していくのか、さらに個別の知識から概念的知識を獲得するということはどのような過程なのかについて、授業分析をもとに研究します。
主要業績 西川健二 (2021). 「見通しと振り返りの場の設定と自己評価を生かした社会科の指導の工夫」『初等教育資料』、2021年1月号
西川健二 (共著) (2020). 『「問い」の質を深め問題解決する社会科学習』東洋館出版
西川健二 (2019). 「学んだことを社会や生活に生かす社会科学習過程」『日本社会科教育学会全国大会発表論文集』、14
西川健二 (2019). 「「見方・考え方」を働かせる社会科授業づくり」『日本社会科教育学会全国大会発表論文集』、14
西川健二 (共著) (2018). 『小学校社会科学習指導案文例集』東洋館出版
西川健二 (2018). 「社会的事象の見方・考え方を働かせて追究する単元構成の工夫」『日本社会科教育学会全国大会発表論文集』、13
皆様へ
メッセージ
GIGAスクール構想をはじめとして、様々な波が教育界に押し寄せてきています。また、グローバル化や価値観の多様化から教育のあり方についても問い直していかなければならない時が来ています。どのようなことがこれからの教育に必要とされるのか、共に学んでいきたいと思います。
受験生へ
メッセージ
「わかった!そういうことなんだ!」「できるようになった!」
子供たちは授業の中で、あるいは休み時間でも、このような言葉を口にすることがあります。子供たちの「分かる喜び」「できるようになった感激」を実現するために教師は支援を続けます。どのような支援が必要なのか、そして教師としてどんなことが必要とされるのか、共に学び、力をつけていきましょう。
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