担当科目
国語、初等教科教育法(国語)、教職概論、ほか
氏 名 | 岸田 薫(きしだ かおる) |
---|---|
所 属 | こども発達学科 |
職 名 | 准教授 |
専攻分野 | 小学校国語科教育法 |
最終学歴 | 横浜国立大学大学院教育学研究科言語文化系教育専攻修士課程修了 |
学部担当科目 | 国語、初等教科教育法(国語)、児童文学、教職概論、教職基礎演習Ⅱ、学校インターンシップⅠ・Ⅱ、教育実習指導Ⅲ(小学校)、ほか |
長期研究テーマ | 語彙指導 |
長期研究テーマ 内容 |
子どもはどのようにして「ことば」を獲得し、豊かにしていくのか、そのメカニズムと効果的な指導方法とを考える研究です。「ことばによって人はつくられる」「ことばは『知識』ではなく『体験』である」という立場で、語彙指導を考えていきます。 基本的に、ことばは家庭で育まれます。生まれ育ってきた家庭環境や言語体験とことばとは切っても切れない関係にあります。そこに学校教育がどのように関与できるのか、どのようにアプローチすれば語彙は豊かになるのか、学校における語彙指導のあり方を研究しています。 |
短期研究テーマ | 自立した学習者を育む国語科学習のあり方 |
短期研究テーマ 内容 |
これからの学びには、子どもが自ら問いを見つけ、その解決方法を考え、試行錯誤しながら、解決に向けて学びをつくっていく姿が求められます。国語科において、そのような学びを実現させるにはどのような単元づくりや手立てが必要なのかを考える研究です。 昨今「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」ということが謳われていますが、こうした学びを実現するには、まずは教師が変わらなくてはいけません。10年後の社会を生きる子どもたちにどのような資質・能力が必要なのか、それを身につけるために国語科には何ができるのかを研究しています。 |
主要業績 |
岸田薫 (共著) (2022). 『小学校 読むことを楽しむ言語活動プラン100』東洋館出版社 岸田薫 (共著) (2020). 『「見方・考え方」を働かせる実践事例&プラン』東洋館出版社 岸田薫 (監修・分担執筆) (2016~2019). 『横浜市立学校カリキュラム・マネジメント要領 総則編』『同 国語科編』『同 学習評価編』『同 学校評価編』横浜市教育委員会 岸田薫 (分担執筆・専門的作業等協力) (2018). 『小学校学習指導要領解説 国語編』文部科学省 岸田薫 (共著) (2017). 『新学習指導要領の展開 国語』明治図書 岸田薫 (作成協力) (2009). 『言語活動の充実に関する指導事例集』文部科学省 |
皆様へ メッセージ |
これからの社会では「自立していること」が非常に重要になってくると考えています。そうした資質・能力を育成するためには、学校教育自体が変革していかなければなりません。「教える」授業から、「自分で創る学び」への転換は、これからの社会を生き抜く子どもたちを育てる上で必須だと思います。小学校教員、教育委員会の指導主事、小学校校長という経歴の中で考えてきたことをベースに、常にアップデートしながら共に学んでいければ幸いです。 |
受験生へ メッセージ |
教員は「ブラックだ」「メンタル厳しい」「残業多い」・・・・・・、どれも否定はしませんが、あえて肯定もしません。大変な職業ではあるけれど、こんなに楽しい職業はないと思っています。子どものもっている力を肌で感じ、子どもの成長を自分の目で見て感動し、自らの成長をも実感できる。一日たりとも「同じ日」はありません。毎日が変化の連続で、毎日が新しい一日です。そんな魅力ある「教師」という職業に興味のあるみなさん、関東学院大学教育学部のキャンパスでお待ちしています。次の社会を担う未来の人を育てるのは、あなたです! |