教育学部教員コラム vol.179
2023.03.07 こども発達学科 鈴木 公基
関東学院大学の教育学部では心理学の授業がとても充実しています。他の教員免許・保育士資格を取得することのできる大学や学部ではみられない大きな特徴です。
もし、このコラムを読んでくださっている方が、関東学院大学の教育学部で学ぶことになったら(あるいは、すでに学んでいたら)、ぜひ、心理学の授業をたくさん受けてください。そして、人間の心についての理解を深めてください。自分の知らないたくさんの「心の世界」が、あなた自身の心を豊かなものにしてくれるでしょう。
心理学、と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
ある人は『カウンセリング』というものを思い浮かべるかもしれません。カウンセリングについて学びたいのであれば、「カウンセリング概論」や「カウンセリング演習」という授業を受けるとよいでしょう。効果的な話の聴き方や、信頼関係づくりのポイントなどについて学べるでしょう。また、カウンセリングの基礎となる「臨床心理学」で興味深い発見を得ることができるでしょう。
『頭のよさ』を思い浮かべる人もいるかもしれません。それに興味があるのであれば、効果的な学習や記憶の方法について学ぶことのできる「教育心理学」や「認知心理学」を受講してみてはどうでしょうか。こどもの“ことば”や“イメージ”の世界がどのように変化してゆくのかについて知ることのできる「言語心理学」を学ぶのもよいと思います。
これ以外にも多様なこころの学びが関東学院大学の教育学部には用意されています。また、これら心理学の学習を積み重ねれば「認定心理士」や「准学校心理士」という資格を取得することもできます。
こどもの育ちを支える先生となる人にとって、今では心についての深い理解が必要不可欠なものです。もし、先生にならないとしても、こどもの心とその成長について深い理解があることはたいへん大きな力です。どのようにしたらこどもの“心”が喜ぶのか、どんな工夫をすればこどもの“心”が成長するのか、を上手に考えることができるからです。そのような力を活かして、先生以外の仕事についてゆく人もいます。
こどもについてしっかり学びたい。こどもの心をもっと知りたい!と思う人は、関東学院大学の教育学部で一緒に学びましょう。頼もしい教授陣、そして、心豊かな仲間たちが待っています!