教育学部教員コラム vol.41

2011.05.26 こども発達学科 土谷 みち子

赤ちゃん訪問と子育て支援

人間発達学科は、保育者と小学校教員養成を行っている学科ですが、私は主に保育者養成に関わっています。本学科では、授業の合間に学院内にあるお隣りの幼稚園で実践力を磨けますが、3年次から希望できる土谷ゼミでは、生まれたばかりの赤ちゃんを保健師さんや地域の方とご一緒に家庭訪問する活動をしています。

 

初めての家庭訪問でドキドキしますが、ご家族が優しく迎え入れてくださるので、徐々に慣れて子育てについて質問したり、小さな赤ちゃんを抱っこさせてもらって帰ります。その後、お互いにアンケートを実施します。ママたちから学生に向けて「保育者になろうと頑張る姿を見ていて、自分も子育てを頑張ろうと思う気持ちが強くなった」、また学生からママには「子育ての大変さを実感した」「私も赤ちゃんのとき、優しく育てられたことを思った」とメッセージが届きます。これは、乳児も大人もお互いに育ち合う「子育て支援」の活動をしているのです。

 

土谷 みち子(人間発達学科)

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